top of page

インフラ施設点検

ドローンによるインフラ施設点検は、効率的かつ安全な方法で施設の状態を把握する手段です。最新の技術を駆使し、広範囲にわたるデータを迅速に収集することで、メンテナンスや修理が必要な箇所を早期に発見できます。これにより、コスト削減や運用の最適化が実現できます。ドローン点検は、未来のインフラ管理の新しいスタンダードです。

太陽パネル
アンカー 1

調査の背景

インフラ施設の点検は、老朽化対策や安全性確保に欠かせない重要なプロセスです。しかし、従来の点検方法は、高コスト・高リスクが伴うことが多いのが課題でした。
私たちのドローン点検サービスでは、これらの課題を解決します。

  • 高効率:最先端のドローン技術を活用し、広範囲の施設を短時間で点検可能。

  • 安全性:人が立ち入ることが困難な場所も安全に調査。高所作業や危険な環境でのリスクを大幅に軽減。

  • 正確性:高解像度の映像やデータを取得し、精密な分析が可能。

対象インフラ施設

  • 太陽光発電施設:赤外線カメラによるホットスポットやパネルの故障や異常を正確に特定できます。

  • 砂防関連施設:高低差のある砂防堰堤や法面工の調査に効果を発揮します。また、赤外線カメラによる漏水の発見に役立ちます。

  • 送電関連施設:赤外線カメラやズームカメラなどの特殊機材を搭載することで、送電鉄塔の劣化や損傷、配線のゆるみなどの微細な異常も見逃さずに検出できます。

  • その他、特定のご要望に応じた施設

砂防施設点検例

今回、砂防堰堤施設点検のため、写真測量・堤体本体部の可視光及び赤外線による堤体のひび割れ、漏水の点検を実施しました。

​その点検例をご紹介いたします。

調査対象とした砂防施設は『下止々呂美谷右支渓砂防堰堤』で平成21年1月に竣工してから16年が経過した砂防堰堤です。

IMG_0377.JPG

【堤体前面状況】

IMG_0387.JPG

【堤体背面状況】

調査箇所は山間部で、RTK測位ができなかったため、GCP(標定点)の設置を行い、MATRICE 350 でUAV写真測量を実施しました。

下図右側画像はUAV写真点群測量を実施した成果となり、3次元モデルを作成しました。

IMG_0394.JPG

【GCP設置風景】

【3次元モデル】

堤体前面と背面をMAVIC 3Tを用いて、可視光と赤外線カメラによるひび割れ・漏水の点検を実施しました。

image.png

【赤外線画像解析ソフトによる解析】

bottom of page